外で出会う猫と我が家の猫の日々の様子を写真を添えて。

menu

街猫待つ猫うちの猫

バランス・・ねずみと野良猫の話 ワシントンDCと身近な場所

purple flower

先程読んだばかりのNewsWeekの記事”ネズミ被害に悩むワシントンDC ストリート仕込みの秘密兵器投入”なる記事。ワシントンでネズミが増えている理由には人口増加、飲食店のゴミの増加、暖冬、それと工事が増えており地下からネズミを追い出している状況などがあると書いてありました。ネズミって・・地方の状況は分かりませんが、東京では繁華街に行けば行くほど見掛けるように感じます。筆者はこれまで新宿や渋谷、銀座などで猫なの?っと思う程大きなねずみを何度か目撃した事があります。

ワシントンの記事では地元の動物愛護団体が40匹の野良猫をネズミ退治の目的で任務に就かせたとありました(^^)、猫たちを「雇用する」企業や一般家庭には屋外に食事と水と寝床を用意してもらうようにしているらしい。任務につく猫たちは生粋のストリートキャットで人と触れ合った事がなくペット向きではないコを選出しているそう。動物愛護団体が猫たちの去勢避妊を済ませ、ワクチンも接種しマイクロチップも装着していると書いてありました。個人的には意外と効果があるのではないかと思っています。

この記事を読んでふと思い出す地域猫写真を撮っていてお喋りした事のある地域住民の方のお話。場所は全く違うのですが、その場所に長く住んでいる方たちから聞いたお話の中にねずみの話があったので二つほど。

ご婦人A:近くに飲食店が多いから以前はネズミが多かったの。でも野良猫が4、5匹居た頃は飲食店の人がネズミが減ったと言っていた事がある。でも、今では1匹くらいしか残ってなくて、最近レストランの人がネズミがまた出た~!っとよく言うようになったの。以前もネズミを捕まえているシーンを見たわけではないけれど、猫たちはちゃんと仕事はしていたんだと後になって思う。今、時々ねずみが道路を歩いているのを見るようになって・・また野良猫が戻ってこないかと思っている。

また、別の住宅地での会話で

ご婦人B:数年前まではたくさんの外猫が居たけれど、去勢避妊をしたシニア猫ばかりとなっていて少しづつ姿を消し、最近ではほんの僅かしかいなくなった。そしたら、家の近くでネズミを見るようになった。やっぱり・・猫はある程度はいた方が良いのかもしれない。ハクビシンも増えてるし、ネズミも増えているし・・。ネズミは病気を運ぶのが怖いから・・不安。

っと、筆者はマンションに住んでいるので、戸建て住宅にお住まいの方と見ているポイントも違うのだと思いますが、ねずみの存在も被害も今は感じる事はありません。ただ、筆者の住んでいる近所で真夜中でしたが、ハクビシンのファミリーが子犬のような鳴き声をあげながら行進しているのを何度か見た事があります。ハクビシンは増えている気がしていました。そして、ついに先日ねずみを見ました!道路脇にすでにお亡くなりになっていましたが、小さめのねずみが。恐らく、車に轢かれたのではないかと。亡骸ではありましたが、ネズミを見たのは久しぶりでした。考えるとその場所はここ1~2年の間に猫が激減した場所だったのです。やっぱり、猫はネズミを退治していたのではないかなぁ~っと思った次第。

ねずみは衛生的な問題の他、建築物に被害をもたらしたり、コードやガス管さえも噛み破る。ねずみの前歯は固いものを噛まないと伸びる一方で自分が食べる事もままなくなるらしい。だから色んなものを噛むようです。病原菌の媒介もするし、ダニ、ノミの寄生もあったりと・・、問題は様々。過去の歴史を見ても多過ぎるネズミは人類にはあまり良い影響はなさそうです。そこで野良猫の登場(^^)かなり原始的な方法にも思えますが、ネズミ退治には昔から効果があるとされていた事を現代人も思い知る事ができるのかもしれませんね。前述のワシントンで任務についた40匹の猫たちは仕事をすることで殺処分を免れた猫たちらしいです。動物保護団体もそれで猫たちの命が繋がるとなれば、嬉しい事でしょう。是非、結果報告を知りたいものです。続報を期待!!個人的にはこの作戦はかなり効果があると期待を込めて思っています(^_-)

purple flower out

それでは、また。

関連記事

    • ヤマネコの妻
    • 2017年 10月 19日 3:00pm

    ねずみは本当に嫌ですね(>_<)""

    私の実家のマンションも最近鼠が出るようで、母が怯えています。
    昔はマンションの周りや中庭にも野良猫ちゃんがチラホラいましたが、
    年々減っていって、その代わりに今まで見なかった鼠が増えていったようです。

    街中にも猫は確かに必要だと思います。

    昔は船にも鼠対策として猫を乗船させていたと聞いたことがありますし、
    ロシアのエルミタージュ美術館には警備猫さんがいるそうです。(ご興味ありましたらURLをご参照ください)
    http://karapaia.com/archives/52093216.html

    お仕事を任される猫さん達、なんだかカッコイイですよね!

    • アバター画像
      • meelala
      • 2017年 10月 19日 7:15pm

      エルミタージュ美術館のリンクをありがとうございました~(*^^*)
      かなり多くの猫さんが暮らしているようですね♪にゃんたちのお世話の為の部屋があるぅ(=^・^=)
      しっかりと仕事をしていそうな猫さんたちですね。
      本屋さんや図書館にも猫さんが居るところが多くありますよね。
      ネズミを追いかけなくてもそこに居るだけで効果があるようにも思います。

      あら、ご実家でもねずみが出ると・・話題にあがる程なのですね。やつら・・絶対増殖してますよねー(;’∀’)
      やはり、野良猫の減少の影響がじわじわと出てきているような感じがしますね。
      野良猫たちは人知れず街を守っていたのかもしれません。
      今回のワシントンの取り組みで猫たちの殺処分を減らす事も出来て、人間にとってのねずみ被害が確実に減ると分かれば野良猫たちの新たな道が開けそうな感じ。
      それをはっきり数値化できると世界を説得できそう。そうなると日本でもそんな取り組みで野良猫を守る団体が出て来るやも(*’▽’)
      そうなると良いですよね!かわいいだけではなく、大切な仕事をしていると広く世間に知られる事になれば!

      昼間に見るにゃんこたちは塀の上や屋根の上で平和そうにお昼寝しているシーンが多いので、何もしていないと思われがちですが、
      元々夜行性である猫は夜の行動は全く違っているようですものねぇ。
      夜な夜な街のねずみの侵入阻止に忙しいので、お昼間はパワーを充電しているのにゃ!・・っというのが正解なのかもしれませんね(^m^)

    • ヤマネコの妻
    • 2017年 10月 20日 11:13am

    こんにちは!いつも返信ありがとうございます。
    よくよく考えたら、いきなりURLなんて貼り付けて怪しかったですよね。ごめんなさい。(+o+)
    でも、そうなんですよ~。
    美術館の、猫達を大事にしてる姿勢がなんだか凄く嬉しくなっちゃいます。
    日本でももっと野良猫に優しい環境になって欲しいですね。

    • アバター画像
      • meelala
      • 2017年 10月 20日 12:22pm

      こんにちは(^^)いえいえ・・ステキな情報ありがとうございます!
      ヤマネコの妻さんの事は信用していますからね。怪しいなんて・・全く思う事などありませんです(*´ω`*)
      野良猫たちが平和に暮らせる場所は人も平和に暮らせそうです(誰かが言っていた様な言葉ですがw)
      仰るとおり!野良猫たちにもっと優しい環境に日本もなって欲しいものですね。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

アーカイブ

人気の投稿記事