外で出会う猫と我が家の猫の日々の様子を写真を添えて。

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くさまさんちのワンコ

fukufukushiba

<画像のワンちゃんは下記の内容とは全く関係ございません。近所で見つけたふくふくしたかわいらしい柴犬ちゃんです(^^)>

以下、知人から聞いた話ですが、「走って逃走」と事件のニュースなどで聞くとどうもこの話が頭に浮かんでしまい「くさまさんちのワンコかっ!」っと主人さえも言っていってしまうほどw。そのワンコ君にもくさまさんにも一度も会った事もないのに・・(苦笑)


知人がゴールデンレトリバーを飼っており、近所に中型犬を飼っている”くさまさん”というおじいさんがいたそうな・・。知人はゴールデンちゃんを家の中に入れてベッドを共にする程溺愛しておりましたが、くさまさんちでは庭に犬小屋を置いて鎖で繋いで飼っていたとのこと(昭和な感じ)。飼い主さんが老人だったからか?あまり散歩に連れて行って貰っている様子も無く、いつも犬小屋に引きこもっている感じのワンコだったそうです。年齢は若くとてもスマートだったらしい。このコ・・脱走経験が何度もあったようで、首輪をすり抜けて外へ出ようとしていた事が過去に数回あったらしい。なので、庭から外へ出る門はいつもちゃんと施錠し脱走には注意をしていたそうです。わんこ君は凶暴な性格ではないらしく、もし逃げても人を噛んだり、危害を加えるタイプではなかったようなので念のためという感じだったのでしょうね。

しかし!ある日くさまさんちのワンコに転機が訪れました。首輪がはずれた状態で、門が開くのを待ち構えていたのか?開いた瞬間に全力疾走で飛び出したそうです。門を開けたのは飼い主のくさまさん。一度も後ろを振り返る事も無く、まっすぐに、ストレートダッシュで荒川の土手に弾丸のごとく走り去って行ったそうです。くさまさんは知人に「アイツ・・一回も振り返らなかった。」と何度も言っていたそうです。
これは何を意味するのでしょうかねぇ~?くさまさん的には普通に飼っていたつもりが、わんこは不満だったと悟ったのか?それとも、恩知らずと思ったのか?とにかく、たったの一度も振り返らなかった事にくさまさんはかなりショックを受けていたそうです。

知人曰く・・、犬を外で飼う事を当たり前だと思っている年配の人はまだ割りと多い。でも犬って結構”雷”が苦手な子が多いらしくそれが耐えられなかったのかもしれないと。もちろん、飼い主さんとの相性が一番だろうけれど・・くさまさんは躾が厳しかったようで、その代わりの良いコのご褒美があったのか?それも疑問な感じだった。実際、時間帯が違っていた事もあるだろうが(相手は老人だが知人はサラリーマン)くさまさんがわんこ君を散歩に連れて歩いているのはほとんど見た事が無かった。それもおかしな話。わんこのトイレはどうしてるのかといつも思ってた。とにかく、逃げてしまったけれどここは東京なので野良犬のまま過ごせるはずはないだろうから、すぐに保護されて保健所かボランティア団体に身を寄せる事になるだろうと。くさまさんは保健所には連絡を取ったと言っていたらしいが、その後数か月経っても犬小屋にはわんこの姿は戻らなかったようです。

この話をしてくれた知人は両親と実家に暮らしていたのですが、実は・・お父上がくさまさんと近い考えだったようで困っておりました。それもゴールデンレトリバーは大型犬になりますので(;^ω^)しばらくは嫌な顔と意地悪な言葉を知人に投げかけていたらしい(苦笑)。が、そこは・・わんこのかわいさに半年も経ったら一番の過保護飼い主へと変貌して甘やかしていたようです。そして、愛犬の最期に一番多くの涙を流したのはお父上だったようです。

yellowrose

くさまさんちの行方不明になったわんこ・・、その後見つかったのかどうか?それを聞く事なく今に至っております。今はどこかのお家の中でぬくぬくと暮らしているのかもしれません。ワンコ君は「逃げてゴメン」と思っていたら一度くらいは振り返ってくれたのかなぁ?

それでは、また。

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