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財務省提案の軽減税率の還付案には・・じろりんちょ

虫と花

消費税が10%に上げられる予定の日付は2017年4月・・。あくまでも予定なのにすっかり確定ムードでございます。軽減税率の還付制度という愚策提案でその事を濁しているような気がしないでもないのですが・・上手く話しをすり替えられてやしませんかね?私たち・・。
ともかく、消費税が上がると食品や生活必需品の値段が上がる事になるため、低所得者の負担を軽減する策として食品などに『軽減税率』を設けるという議論。この件では低所得者も高所得者も関係ないですけどね。

現状(2015.09.15時点)で聞こえてくるその内容が色々と納得がいかないのは私だけなのでしょうか?大体、マイナンバーに絡めようとするのも嫌なのだけれど、その軽減策実行の為にこれからポイント還付の為の新たなシステム構築に莫大な金額が必要となるという点も解せない。(そのシステム整備に3000億円掛かるとの記事も見ました、実際はそれ以上の金額になるのでは?)

一番嫌なのが、とりあえず一旦10%を徴収するという点。いやいや・・、それは違うでしょっ。食品の税率が8%であるのなら8%しか徴収してはいけないと思う。先取りするというのはオカシイ。そして、その事を百歩譲っても、還付する際の申請方法がネットからという(まだ案であるけれど)というのもお粗末な話。この高齢化社会で全ての人がネットを使いこなせるワケではないのに、当然の様にそんな提案ができるなんて、実態を見ていないと素人でも思ってしまう。だいたい今の国会議員の人達でさえ、一体どれくらいの人数の人がまともネットを使えるものか?それを見ればネットでの申請に限定するのはある意味還付申請がなければ、取り過ぎた徴収金額を一定の間寝かせて、他の国費にまわすという可能性を多いに期待した詐欺まがいの行為の様に思える。

パソコンを使いこなせる人間がどれほどいるのか?ネットに接続していない家庭がどれ程なのか?パソコンなどを持たない家庭は税務署、役場にて専用端末を用意するとの考えもあるらしいが、その端末を用意したり、申請者は僅かな還付の為に役所に出向かざるおえないなんて・・。販売店でのレジの設定変更ではなぜだめなのか?とても不思議。購入する店から消費税を納税するのだから、店舗と国での調整でいいではないか!?何ぜわざわざ複雑なシステムを作ろうとするのか?今までも3%→5%→8%と店舗側で対応できているのになぜ今回だけ国民に負担やらめんどくさい事を色々とさせようとするのか?・・それら全てはマイナンバーの為なのだろうとしか思えない。

そして、重要な点はネットを過信する理由が分からない。どんなにセキュリティをかけても、ハッカーはそれ以上の事をしてくるのに。というか・・彼らは出来るのだから。きっとマイナンバーに銀行口座を結び付ける日をよだれを垂らして待っていると思う。そしてこの年間たった4000円までの還付の為に国民が持ち歩くマイナンバーがあらゆる場所で盗みとられて、悪い事に利用する為に売り買いが始まりそうな・・おそらくすぐに攻撃は始まると思う。危険過ぎる。実際発行予定の全国の自治体はセキュリティの部分に口をそろえて不安を持っているそうじゃないですかー。そんなの聞くと恐くてマイナンバーなんか欲しくなくなります。

こちらは全くの素人ではこざいますが、国家の根幹である国民の個人情報をネット上に乗せてはいけない気がします。アナログなモノの方が守り易い。天災が奪う事はあっても悪の手には渡る危険は無いとは言えないが、かなり低くなると思うから。ネットに接続されているということはどんなに閉鎖しても、色んな手があるもので・・それを破る意志を持った人間が世界中に出て来るともう・・手に負えない。そのうち世界の標的にされるとも知らずに進めている。資産家ではなくても心配になりますわ。

財務省案の納得いかないポイント

・還付の上限額が決まっている(ひとりあたり年4000円まで、世帯単位で人数分-子供も含む)

還付金の歯止めをかける為と言っているらしいが、歯止めって?食品は8%なんでしょ?全て還付すべき!

・年単位での還付という期間の長さ

先に収めると取る方は取りぱぐれどころか溜まった資金を使う事も可能。払う国民は申請をしなければ戻ってこない上に金額の上限まで設けられて・・、その間に万が一不慮の事故や病気になり亡くなった場合は結局取られ損という事になるのか?

・軽減ポイント蓄積センターなるものを新たに作る

その施設が完成するのは徴収開始時期より後になる可能性が高く、システム構築に莫大な金額が掛かると言われている(今のところ3000億円くらい)。官僚の天下り先にもなりかねないとの声もある。

・マイナンバーとの連携

まだ支給されてもいないこの不穏な国民総管理番号を利用するなど・・ネット上に番号が上がるというだけで背筋が凍る。色んな店舗の端末から番号が読み取られ、政府が管理するサーバーへポイントとして管理するらしい。そのポイントなんかはどうでもよくて・・今後政府が管理しようともくろんでいる様々な紐づけ対象の事柄、特に銀行口座やらなんからの方が漏れる事の方が心配。各店舗の読み取り機器からの漏えいも恐いけれど、政府のサーバーとやらのセキュリティの方がもっときょわい!なんでもかんでもネット管理するっというのはどうなんでしょうか?


テレビドラマの話ではありますが・・近未来のアクションドラマ「エージェントオブシールド」でも、凄腕ハッカーの才能を持ち合わせたスカイが唯一探せなかったトップシークレットの情報・・それらは紙に書かれてファイルされてありましたもん!ハッキングできるはずありません。ネット上に一切なかったのですから。ってこんな事を言っていると危ないヒトと思われるのでこの辺にしておきますが・・(^_^;)、重要なものは案外とアナログな方法を考えた方が安全だったりするのではないかと・・。目に見えない攻撃より目に見える攻撃だけを警戒すれば良いのですからね。経済的な事、政治的な事、何が世界中に存在するハッカー達のアタックの動機になるのかは誰にも分かりません。

ちなみに産経新聞の記事で、日本クレジット協会の公表した昨年のクレジットカードの不正使用被害額は106億円だったとか。そのうちネット上のサイバー攻撃による被害は「番号登用被害」という項目に入るらしいのですが、人がカード番号を手書きで移しとったり、番号をICレコーダーに読み上げる等の手段もこの項目に含まれているので全額がサイバー被害ではないらしいが、その被害額は60億円で全体の被害の56.4%を占めているらしいです。ね、セキュリティの最も厳しそうな金融関係でもこれだけ被害が出ているというのに・・政府のサーバーとなるとそれはそれはとても不安でございます。
っという一市民の意見でございました。

長々と書いてしまったようです(^_^;)・・お読み頂いた方、お疲れさまでした。
※上記の内容は読売、日経、産経新聞の記事を読んでの内容となっております。2015.09.15

では、また。

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