外で出会う猫と我が家の猫の日々の様子を写真を添えて。

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にゃんこの蚊のアレルギー 毎年なってしまうんですね(悲)

茶白ガール2

昨年、近くの外暮らしの猫ちゃんたちに耳が血だらけになってしまうコがいて、その原因について考えた記事を投稿しました。(※過去記事)そのコたちの今年の様子を見てみると、やはりアレルギーが確実ならそれは体質という事なので、同じ環境にいると毎年同じ状態になってしまうようです。
【注意】以下の写真にはにゃんこの耳の傷の写真があります。少しグロテスクに見えるものもありますので、苦手な方はこのページは閲覧をお控えいただいた方が良ろしいかと思います。ご了承の上お進みください。

去年耳の後ろや顔(鼻)を散々掻き毟っていたコたちの今年の状態をみてみました。やはり性別、毛色はあまり関係ない様な気がします。ただ同じ場所にいても酷い状態のコがいたとしても、他のコを見てみると多少蚊にさされている節はあるものの血が出たり耳の後ろの皮膚が傷つくほど掻き毟ったりしないコも居ますので、やはりそのコの体質が大きく係わってくるのかもしれません。

去年蚊のアレルギーと思われたにゃんこたちの今

1.きじとら(メス) タビワンの場合
場所:住宅街。大きな家が立ち並ぶ場所。すぐ裏に山の名残りみたいな緑地があるせいか?近隣の方々も悩む程蚊が異常に多い場所。
一緒に居るコの様子:きじとらのオス(おそらくタビゾ君)がタビワンよりも重症らしいです。その他の7匹はこのふたりの様な血だらけ、掻き毟りの状態はありません。タビワンがいつも近くに居る銀ちゃんは、刺されているような跡は見られるのですが掻き傷は全くありません。
発症している確立:2/9

タビワン1
蚊に刺され始めた頃、あっという間に耳の皮がボロボロになって出血しているという酷い状態に。

タビワン2
1週間後くらいには少し慣れてきたのか?それともおじ様のお薬塗り塗り効果か?この頃になると鼻の頭も蚊に刺されてポチポチが出来ている。

タビワン3
またその一週間後くらい。おっ!なんだか随分良くなっているように見えます。

タビワン4
7月に撮影の最新の状態。いやいや結構酷いです。何箇所も刺されているようです。耳の根元はやはり皮膚がボロボロになって血が滲んでいます(T。T)



2.茶白(メス) 茶白ガールの場合

場所:鉄筋コンクリートの邸宅の周りとガレージ内。周りは戸建てのみの住宅街。蚊はそんなに多くはなさそうな場所。
一緒に居るコの様子:総勢7匹中去年酷かったのはこのコだけ。しかし、サビ猫さんが3匹居るのですが、耳の毛が黒なので状態がイマイチ分かりづらい為、もしかしたらひとりくらいは同様の状態の可能性もあり。
発症している確立:1/7

茶白ガール1
写真がブレておりますが、今は片耳だけが掻き傷があります。(反対側の耳の後ろは無傷でした)まだ酷い状態ではありません。(とは言っても血がでていますけど)

茶白ガール2
きれいなものです。去年は可哀想な事に鼻を集中的に刺されてしまったようで、かわいいピンクのお鼻が(掻き崩したようで・・)しばらくの間赤く血で染まっていました。皮がむけちゃったみたいです。
今年はせめてお鼻は刺されないといいのですが・・。


3.キジ白(オス) フォックスの場合
場所:かなり広い公園の中で多種多様な植物が有り、蚊がとても多く居る場所。
一緒に居るコの様子:マリィというキジ白の女のコと一緒にいるが、マリィは全く問題ない。耳を見ると蚊に刺されているような跡はあったが血が出ていたり、掻き傷もない。去年も同様で彼女は無事でした。
発症している確立:1/2

フォックス1
このコが最も早くこうなりましたね(他の場所のコたちより1,2週間は早かったような気がします)耳がほんとに凄いことになってます。耳の後ろ側にはほとんど毛がない状態です。

フォックス2
このコは葉っぱの下で寝るようなので、顔中刺されているようです。目の上も鼻も・・。

フォックス3
正面から見ると普通に見えます。それでも、よく見ると目の上などは血が滲んでいるところがあります。

フォックス4
7月に撮影した最新写真。かなり酷くなっています。左耳の根元が少し腫れているようにも見えます。化膿しているのかも・・(--;)



4.黒猫(オス) 大君の場合

場所:神社の敷地内。池がある。隣が公園、反対の隣が共同住宅の緑地部分(草がぼうぼう)多くの植物と木に囲まれており蚊はとても多い場所。
一緒に居るコの様子:他のコはほぼ無傷。この頃総勢8匹確認していた時期(大君を含む)このコだけが耳が血だらけだった。(上記のフォックスと同程度のひどさ)傷が重症だった為か治るのに時間が掛かり、冬になっても耳の後ろに毛が生えることはなかった。残念ながら今年はこのコには会えていないので現状の写真はありません。このコの写真は蚊がいなくなった寒い時期の写真ですが、耳の後ろの毛が生えない状態となっているものを載せておきます。
発症している確立:1/8

大君1
去年の冬に撮影した写真。耳の後ろは白くなっています。もう毛が生えなくなってしまっていました。
※左奥にもにゃんこ写っています(白黒猫のカラちゃん)背後霊ではありませんので念の為(笑)

大君2
キズがひどかった耳の根元が最も白くなっています。遠くからでも後ろ頭さえあれば大君であると認識できるほど耳の後ろは白く見えました。

結果・・

外で暮らしているコたちですから、蚊に遭遇しない事の方が有り得ません。しかし、蚊の多い場所に居ても酷くならないコは多く居ますし、毛色、柄、性別も関係ないようです。上記の4箇所の猫たちの数を合わせると26匹、そのうちひどい状態のコは5匹います。約19%・・5匹に1匹はそうなのか!?母数が少ないので、実際になってしまうコの確率はもう少し低いと思いますが・・。そしsて、性別も男の子3に対して女のコ2なのであまり差はありません。柄もバラバラでした。うちの近所のデーターだとこんな感じでした。

触れるコでしたら、薬を塗ってあげると予後が良いみたいです。タビワンは去年もせっせと薬を塗って貰っていましたが、確かに他の場所のコよりも早く治って蚊の季節を過ぎれば耳の後ろの毛もちゃんと生えていました。現在一番重症なのは(私は見てませんが)タビワンの場所のタビゾ君と公園のフォックスのようです。タビゾ君はお薬を塗ってくださるおじさんが居るので心配は不要ですが、フォックスは片方の耳の根元が膿んできているようにも見えたので・・とても心配しているところです。フォックスは・・触らせてくれないコなんですよねぇ~(-p-)

究極の解決法は・・保護して家の中で暮らしてもらうしかない様な気がしています。猫はテリトリーを決めると移動しませんからね。それも、蚊にやられるから移動なんてあるワケがないですし。
しかし、毎年こうなっているうちに掻いた傷が膿んでしまう事もありそうなので本当に心配になります。

やはり去年なってしまっているコは今年も同じ状態になってしまっているという事実だけが判明したお話でございます。アレルギーなら当然なんでしょうけど。人間の治療もなかなか大変と聞きますから。あー、たかが蚊、されど蚊・・悩ましいです。

では、また。

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  1. お久しぶりです。
    蚊刺しアレルギーにまだ悩まされてます。
    猫はステロイドへの耐性は強いですが塗り過ぎには注意との事なので、塗り薬の方はゲンタマイシン(抗生剤)とステロイド剤の混合の薬を3-4日に一度塗ってます。
    Bugoutの首輪の方は生産ラインが途絶えたらしく今年は発売されてませんでした。orz
    アースだったかフマキラーの蚊除け効果も謳ってる首輪の方はウチの地域のコ達には殆ど効果ありませんでした(´・ω・`)
    そこで現在、食事とサプリで体質改善出来ないか?と思い試しています。
    ネイチャーペットってトコが販売してるブリュワーズイースト&ガーリックというサプリ(ニンニクの成分が蚊除け・虫避けになるという話です。原則、猫にニンニクはアウトですが、猫用のサプリという事で取り敢えず大丈夫そうです)と、いわゆるプレミアフード(ヒルズやロイカナ等・現在上げてるのはアゼットというドライフードです)を上げ、徐々に体質改善しないかどうか見てます。即効性は無いですが、来年マシになったらいいかなと思い試しています。
    夏もそろそろ終わりですが、片方のコは少しばかり効果があるのかな?といった感じで、耳がマシになってきました。
    もう片方のコはまだまだ瘡蓋が出来ては剥がれ、鼻にも湿疹が出来てて厳しいですが・・・。
    何とか蚊刺しアレルギーのあるコ達の対処法を見つけ出したい処です・・・。

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      • meelala
      • 2016年 9月 05日

      蜂蜜様、お久しぶりでございます(^^)
      色々と工夫されていますねぇ~。そうそう、ステロイドの塗り薬はちょっとコワイですよね。
      外猫さんをお世話されている方も時々塗り薬をつけているとの事だったのですが・・あれは何だったのか?
      あれま、Bugoutの首輪・・あれ良さそうでしたのに。残念!

      おー!体質改善ですか!そうですよね、アレルギーなのですから食事やサプリメントで体質を変えれば、完全に良くならないにしても、軽い症状で過ごせるようになるかもしれません。
      重症のコはお耳が取れてしまうんじゃないかと思うくらい書き崩してしまいますもんね(´;ω;`)
      偶然ですが、私も食事を変えると少し違うかも!?と思った時がありました。
      それまでドライフードを食べなかったコが食べるようになってくれて、その際ロイカナを進呈しておりましたら、少し痒みが引いたのか?耳裏が落ち着いた時期がありました。しかし、その外猫さんは色んな人に食べ物を貰っていますので、結局はっきりしませんでしたが。プレミアムフードはやはり良いように思いました。

      ほーーー!サプリメントで虫よけの効果のあるものがあったんですねー(;^ω^)知りませんでしたー。
      (その点は是非加筆させてください~(^▽^)/)
      仰る通り、即効性はなくとも翌年少しでも軽い症状で済んでくれれば有難いですもんね。
      個人的には効果があると期待します(*´ω`)
      蜂蜜さんにお世話をされている猫さんたちは幸せですね~。そして、来年が楽しみです。
      やはり、簡単にはいかない蚊のアレルギー・・でも、じっくりと時間を掛けて体質改善をするというのは来年に繋がる素晴らしい情報かと!
      今回も貴重な情報をお寄せ頂いてありがとうございました!m(__)m

    • 2019年 6月 28日

    はじめまして。近所のノラちゃんが同じ症状で検索してみたらこちらに辿り着きました。こちらの子も全く同じ状態です(泣)
    耳ダニかなと思ってレボリューションを垂らしてあげたのですが一時若干マシになったものの見事再発で効果無し。
    今は抗生剤を飲ませていますがこれも若干マシになったものの見事に再発です(泣)
    塗り薬とありますがどんな塗り薬を処方されたのでしょうか?
    もしよろしければ教えていただきたいですm(__)m

    • アバター画像
      • meelala
      • 2019年 6月 28日

      春様、はじめまして(^^)
      コメントを頂きありがとうございました。
      折角お時間を割いて書いて頂いたのにお役にたてる情報を持っておらず恐縮でございますが・・、
      おじさんが使っていた塗り薬は動物病院で処方された化膿止めの塗り薬だったと聞いた覚えがあります。(すでに出血をしていたので化膿止めだったはず)
      薬の名前までは聞いておらず、お教えしたいのは山々なのですが・・分かりません。
      しかし、そのコ達も毎年梅雨の時期になると結局再び同じ状態になっていますので、塗り薬の効果は一時的なものだったようですが、悪化は食い止めた感じでした。

      蚊のアレルギーのコは蚊がいない季節(冬)は症状が無いので、やはり蚊をシャットアウトできる環境にするしか(家猫さんになる)根本改善はないのかなぁ?っと思っていますが、今お外に暮らす目の前の猫さんをどうにかしてあげたいんですものねー。痒みが無ければ引っ掻かないので傷や出血も無いのでしょうが・・(´・ω・`)

      春さんはレボリューションや抗生剤と色々と試されて改善を試みていらっしゃるのですね。頑張っていらっしゃいますね。
      ですのに・・何のお役にも立てずに申しわけないです。

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