外で出会う猫と我が家の猫の日々の様子を写真を添えて。

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お医者さんふたりのペット対談の本

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以前から養老孟司氏の本が好きで色々と読んでいる者です。養老家のスコティッシュホールド”まるちゃん”はとても有名なのでご存知の方も多いのではないでしょうか?(^^)スコティッシュらしくかわいいお顔と体型をしていてほんとに愛くるしいにゃんこさんでワタクシも大ファンでございます。

その養老氏と人間の癌治療における放射線の専門家の近藤誠氏(ボストンテリアのボビー君のパパ)とのペットについての対談本が小学館から出版されています。タイトルは『ねこバカいぬバカ』

その事は知っていたのですが、なかなか手にするタイミングが無くやっとアマゾンにて購入しましたょ(実は近所に大きな本屋さんが3軒あるのですがなんと全てのお店で欠品しており、結局アマゾンで注文した次第です)
自分で購入した本ねこバカいぬバカ 

面白かったです!医療の専門家の自分のペットにどう対応するのかを知る事ができて。血とか傷などは素人だと慌てますけれど、その辺は専門家ですからね。養老氏は解剖がご専門ですので血は少ないのかもしれませんけれどw、病気や治療の知識はそれは東大名誉教授になるくらいですからね。どちらも熟練の医療関係者です。そんなお二人の犬や猫に対する考えを知る事ができる本です。おふたりのかわいいペットのスナップ写真もカラーページで収められていますし(*´ω`*)

内容は読んでいない方の為にも詳しくは書きませんが(当然w)・・、ワクチン接種の問題は獣医も疑問を持っていることは何となく感じていましたが、この本にもワクチン接種の弊害の件が出てきます。我が家の老猫みぃ姐さんも8歳か9歳の時にワクチン接種後に体調がとても悪くなり、年齢が高い事と全く外に出ない事、同居猫がいない事(その時はまだモンちゃんはいませんでした)という理由で獣医さんの方からその後のワクチン接種はしない方向と決まりました・・そして、それから10年以上も平穏に過ごされておりますからワクチン接種は特に高齢になったら、打つ必要は無さそうだと思っておりました。個人的な考えでは、生後2回のワクチンは重要な気がするのです、しかし成猫になってからはあまり必要では無いような気がしていたり・・少なくとも毎年打つ必要は無いのではないかと。ただ、留守をする際など預ける時にワクチン接種済でないと預からないところもあるので、その場合は仕方がないのですが。(我が家ではワクチンを打たなくなってから留守にする場合は、その動物病院か訪問のペットシッターさんにお願いするようにしています。)

現在では家族の一員になってしまった犬や猫たちは、我が子として擬人化されて見られているところがほとんどだと思いますが、やはり人間とは違うんですよね。きっと、生命については人間よりも崇高な対応を体の細胞一つ一つがするのだと思います。人間なんて・・考えることはできるけれど邪心が多い生き物ですからね。そして、失ったり、残される事に脅威を抱く。なので、余計な処置をしてしまい、穏やかに最期を迎えられないのかもしれません。ここ最近長生きになっている動物たち。実はワンコもにゃんこも困惑しているのかもしれません。長く生きる事が良い事なのか分からなくなってきている人間界。動物たちはどう感じているのでしょう?

この本では、医療の専門家から見た犬や猫の医療の事や過去に経験した看取りの話など様々な事が書かれています。正解は無いのでしょうけれど、医療に疎い者からすると少し驚くような事も書いてありますので興味のある方は手にしてみては如何でしょう?それにしても、日本で飼われているペットの数が15歳未満の子供の数より多いだなんて・・。

それでは、また。
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