外で出会う猫と我が家の猫の日々の様子を写真を添えて。

menu

街猫待つ猫うちの猫

外猫さんの歯は若くてもけっこう抜けている

タビワンの歯

(※タビワン君(2歳前後)上の門歯が所々ありません。下の門歯は本数が少ないタイプ(通常は6本)のようです(^_^;)でも犬歯は白く、丈夫そうです。それにしても楽しそうなタビワン・・うきゃきゃっ♪(笑))

外猫さんたちの写真を撮っておりますと、意図せず・・(^^;)偶然にアクビシーンや鳴いているシーンを撮ったりします。すると大きなお口が開いて歯の確認ができたります(笑)撮っている時は牙のあるなしくらいは気が付きますが、手前にあるかわいいちっこい歯【門歯】までは一瞬ですので目に留まりません。しかし、写真をチェックしているとはっきりと見えたりすることがあります。(ピントが合って入ればの話ですがw)

銀のアクビ
(※銀ちゃん(2~3歳) 右下の牙がありません。下の門歯は1本しかないようにも・・上ははっきりしません。)

ドンちゃんあくび
(※ドンちゃん(年齢不詳)このコは色々と体に問題のありそうなコなのでちょっと例外?右上の犬歯は無いようですし、奥歯も少しおかしい様な・・下の門歯は2本くらいしか見えません。年齢的には中年~シニア!?)

キキョウは歯が無い
(※キキョウさん(老猫さんであることは間違いないコ)ほとんどの歯が無いようです。犬歯が上下4本とも見当たりません)

姉にゃんの歯はきれい
(※姉にゃん (そろそろ2歳くらい)とても綺麗な歯をしています。)

よく里親募集などを見ると歯を年齢の基準にしたりもしているようですが、お外暮らしにゃんこの場合どこかしらの歯が抜けてしまっているコを多く見掛けますの歯の有無では年齢の推測は難しそうです。ただ、歯の摩耗や色などは年齢推測の手掛かりになり得るかと思います。歯が数本無い(抜けている)からと言ってシニアではありません。それは、お外暮らしのコで年齢が確実に分かっているコがいますからそのコたちを見ていると2歳前後の若い猫さんでも綺麗に揃っているコばかりではない事に気が付くからです。

我が家のモンちゃんも数年外暮らしをしていたわけですが、現在門歯は上下とも2本づつしか残っていません。犬歯は上下左右辛うじて残っています。彼の場合は年齢がはっきりしていないのですが、けっして若くはありません。ですので、口の中を見て前のちっこい歯がほとんどなくても驚きませんでした。以前も書きましたが、1,2歳でも抜けてしまうコもいるようですし、病気があった場合や血筋など(純血種)でも抜け易い個体があるようですょ。そして、やはり外での暮らしに於いては色々と歯を酷使している場面があるのかもしれないとも思ったりしています。

mon_mouthup
(※我が家のモンちゃんは犬歯は4本ありますが、門歯が・・ほどんどありません。上の犬歯はかなりすり減って先が丸い感じになっています。)

我が家の先住みぃ姐さんは偶然の食前のおもちゃの噛み癖のお陰なのか?今でも門歯も犬歯も健在。それでも、最近は上の犬歯が薄黄色に変色してきていたり、門歯は本数は上下6本づつ全てありますが、以前より歯と歯に隙間ができたような気がしています。他の老猫さんの歯の状態を見た事はないのですが、みぃ姐さんはすこぶる良い歯をしている19歳だと思います。

みぃのコワイアクビ
(※我が家のみぃ姐・・少々歯ぐき後退で上の犬歯が長く見えますが、先の鋭さはモンちゃん以上。昨年は2人の犠牲者が・・(一人は自分から噛まれた主人の友達、もうひとりは獣医さんw))

そして、知人などの猫ちゃん(幼少期から家猫暮らし)たちも歯が無いコは少ない気がしていますが・・どうでしょう?たまたまワタクシの知人たちの猫ちゃんが歯が丈夫だったのか?外猫さんたちの犬歯の無い確率よりははるかに低いと思っています。見るからに老猫ちゃんでしたら違和感があまりないのですが、若いコなのに歯が無いコが多いんだなぁと感じていたもので(^^;)

colin_mouthup
(※近所の家猫さんご自宅前。メインクーンという純血種ですが、歯はしっかりあります。年齢は8~9歳くらいの時。きれいなお口をしています。)

猫の2大お口のトラブルといえば”歯周病”と””口内炎”

歯周病

ざっくり言うと・・歯の周りで細菌が悪さをして歯肉炎から進行して見えない歯の内側の外周がぐるりと細菌に侵され歯が抜けてしまう病気。
歯周病は歯を抜いてあげると猫はとても楽になるようです。全身麻酔の下なので体力のあるうちに発見できると対処がしやすい。

口内炎

ざっくり言うと・・老化や免疫が落ちている時に出やすいウイルス(猫カリシウイルス。猫ヘルペスウイルス、猫白血病ウイルス・・など)による炎症で、糖尿病や腎不全という病気がある場合は病気による免疫の低下で発症する場合のある病気。
治療は他の病気があるとやや困難ではあるようですが、まず主たる病気を治療しつつ、洗浄、投薬、歯石除去、抜歯、レーザーなどで治療。
※ウイルスの活動を阻止するためにはワクチン接種は重要との事。


病名が大した事なく聞こえてしまいますが・・「猫の口内炎」人間の口内炎とは全く違い(人間だと軽い症状のイメージ)、にゃんこにとってはかなり重い病気。お腹が減っても痛みで食べる事が出来なくなり、最悪は水すら痛いといわれます。一部分にできるのではなく口の中全体が化膿しているようなイメージでしょうか・・。水も痛くなるほどですとスープ状やムース状のフードすら口にできなくなります。その上、口だけではなく喉の粘膜まで侵してしまうらしいので喉の奥までシリンジを入れて投入する事もできません。かなり厄介が病気なのです。それでも、少しでも早く見つけてあげれば色々と手はあります。若い元気なうちからワクチンと口の中チェックは定期的にした方がにゃんこの為です。

普段の食事でドライフードが好きなコでちゃんと噛んで食べるタイプのコは食後にお水をたくさん飲んでくれればほぼ大丈夫らしいです。(我が家の健康な歯を持つみぃ姐は今でもドライ主体で噛んで食べています、そして腎臓が弱っていますのでお水もたくさん召し上がっております・・これはちょっと複雑なのですが)。
食事をドライだろうが、ウェットだろうがまる飲みするタイプのコは・・ママやパパに歯磨きをしてもらうしかありませんかね(;´∀`)

先日、歯周病らしき老猫さんが歯を全て抜歯した後の食事の様子を動画を見たのですが、それはもう!もりもり食べていてとても嬉しくなりました。食べたい気持ちがあるのなら美味しくたくさん食べて欲しいですものね。ガリガリに痩せていた老猫さんでしたが、麻酔を頑張ったご褒美で、これからはずっと痛み無く食事ができる事でしょう。保護者さまの決心の賜物。幸せな猫さんです。

なんだか、少し話がズレた感もございますが・・(^^ゞ外猫さんの歯の本数は少なくても口の中が赤く腫れているコはまだ見た事はありません。そう言えば、今までかなりの数の外猫さんを撮影していますが。お口にトラブルがありそうなコはごく僅かしか思い浮かびません。ワクチンも打ってないのに・・それはそれで謎です。

では、また。

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

アーカイブ

人気の投稿記事