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一般市民向けの弁護士相談料

アジサイとドクダミ

2013年3月末の時点で日本国内の弁護士数は35,045人(約3万5千人)
でも、聞くところによると・・2000人が司法修習しても5分の1の400人は
弁護士にはならないとか。
そして、最近は大学等でも法学部を希望する若者が年々減少しているそうです。
ついに弁護士は儲からない業種に分けられつつある様です。

先日見たニュースで、法テラスが無料相談を受け付けている為に
個人法律事務所への相談件数が減っていて困るところと、
個人事務所でも相談を無料にして件数が何倍にも増えて結果オーライと
喜ぶところと、様々あるようで弁護士会としてもどうして良いものか
困っているらしいとの事。
・・って、国の方針なんでしょ!?法テラスって国の独立法人だったかと。
結局、弁護士の数を増やし過ぎちゃったからじゃない!?
・・とゆとり教育にも通じそうなダメ案だった懸念も出てきた昨今。
そして弁護士のバブルと言われた過払い請求のお仕事もそろそろ
終わりを向かえようとして、これからほんとに苦しくなりそうな弁護士さん。
法人のお抱え弁護士事務所は大丈夫なんでしょうけれど・・。

ただ、一般の家庭について考えてみると。
専属でお抱え弁護士をもっている家なんてそうそういませんよね。
偶然知人が弁護士とかならまた別なのでしょうが。(苦笑)
だいたい、重大案件かどうかも分からない素人の依頼者が
「初回のみ30分(一件の場合もあり)5000円の相談料金」で気軽に聞ける気も
しません。初回は5000円でも次からの相談は1時間1万円~が相場らしいです。
高い!高すぎる!
なので、どんなもんか聞いてみたら・・という軽い気持ちの事案が
埋もれてしまうことになるのです。

今までに一度も弁護士に依頼をした事がなければ、
まず、着手できるものなのかどうか、依頼した時費用がどれぐらい掛かるのか
それより、自分の意向が達成できるのか?すべてに於いて
不透明なまま・・二の足を踏んでしまうのだと思います。
弁護士の人数がここまで増えてしまったら、御用聞きをするくらいの
気持ちを持って仕事を見つけないと今後個人事務所は辛くなりそうです。
(個人事務所に限って相談料を当てにしているらしく、無料には
 なかなかしたがらないらしいですが・・ま、毎月の弁護士会への会費
 支払い(5万円くらい)や書類作成の経費もばかにならないようですから
 わからなくもないのですが。)
相談を無料で行って、仕事に繋がれば次回別件でも利用の可能性が
出てくるだろうし、他への紹介も有りそうな気もしますが、そんなに
甘くないのでしょうかね?無料なら時間は短く設定してなるべく負担のない
ようにどうにかできそうな気がします。
一般市民向けなら相談は無料もしくは安価である方が絶対に良いと思います。
前述のとおり、弁護士事務所は敷居が高いと感じている人が
とても多いと思うからです。(弁護士本人はそうは思わないでしょうが・・)

そして、最近では弁護士であるのに、犯罪を犯す人が増えている
ので、以前よりも信用がないのかもしれませんね~。

このまま弁護士が増えると食べられない弁護士さんが
更に多くなるかもしれません。
実際、すでに儲からないと嘆く弁護士さんの話をちらほら聞きます。
まだ仕事ができる年齢でも事務所を畳んだ人の話も先日聞いたばかり。
昔ですと考えられませんでしたよね。弁護士=リッチ♪みたいな・・(過去形?)
今はそうでもない様ですね。弁護士の世界も格差が広がってしまったのか?
法を知ってるだけに犯罪にも走りにくい、いや!悪徳弁護士に
変貌している人もいるみたいですが。(よって弁護士の犯罪がちらほら・・)
もっと、敷居の低い場所に変えていった方が利益にも繋がる気がする
のは素人考えだからなのでしょうかね~。

折角がんばって弁護士さんにったのですから
お仕事なくならないように、ぜひとも頑張って欲しいものです。
しかし、このお陰で司法書士さんも苦しくなってきているんじゃ
ないかなぁ~と要らぬ心配をしたりなど。。。(苦笑)

では、また。

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