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戦争の負の遺産の撤去費用が個人払いなのに驚いた

pink rose

毎日新聞の記事を読んで・・。大阪で見つかった不発弾の撤去費用を払ったのが土地の持ち主(個人)であると知り驚きました。国が払っているものとばかり思っていましたがそうではないんですねー。自治体によっても違うようで、神戸、大阪などは土地の所有者が支払うのが「慣例」らしく過去もそうしてきたようですが、悪しき慣例では・・?(今までおかしいと言う人がいなかった事に驚く!)。一方、沖縄県は国と自治体、群馬県、宮崎県、東京の品川区などでは自治体が払うようです。場所によって対応はバラバラなのですね。個人に費用を請求されると知っている土地所有者は、自分の土地にそれらしきものを見つけても撤去しない、又はできない人もいるのではないかと、ある意味不安と矛盾を感じた記事でした。

だいたい、戦争をすることを決めたのは国であるのに、そのありがたくない、危険物である負の遺産=不発弾を個人で費用を負担して撤去しなければいけないなんて!戦争は国の方針であって国民は従わざる負えなかっただけ。それなのに、戦後処理とも言える不発弾の撤去費用を個人で負担しなかければいけないなんて、全くおかしい話です。

大阪の一件は、危険性と緊急性で一時的に土地の所有者が支払ったらしいですが、現在返還を求めて係争中のようです。特別法・・を国が作るべき。不発弾の撤去は結局自衛隊が出動するのですし、特別な専門分野。戦後70年経っても未だに1500件前後の不発弾の処理があるらしいですから今後も問題になりそうですね。ちなみに神戸や大阪の言い分は土地の埋蔵物にも所有権が及ぶという民法をもとにされているようですが、どう考えても爆弾は別でしょ~。(苦笑)
不発弾の処理費用は全額を国が払って然るべきものかと思います。法令がないからって・・、自治体にゆだねるなんて調子が良い。国って細かい所がケチなのですねw。

それでは、また。
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